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『τになるまで待って』読了

0509181
 森博嗣氏の新作『τになるまで待って』を読了。

 人里離れた森林の中に建つ「伽羅離館」で起こる密室殺人。犯人は?トリックは?τはなにを指すのか?

 一風変わった建築物で起こる殺人事件。森氏の得意技?ホントは登場人物のドラマよりも書きたい内容じゃないのかなと思う。「笑わない数学者」とか「捩れ屋敷の利鈍」で登場する建物に匹敵する変哲な建造物・伽羅離館での殺人事件。でも、風味は「封印再度」っぽい。

 Gシリーズを読んでると自分が何を欲してるのかわからなくなる。ミステリを読みたいのか、森的な哲学を読みたいのか、萌絵が読みたいのか...。今回はどこにも触れなかったな。建物に関する考察とか面白い、知ってるとこの本の面白さがでてくるのかもしれない。
 今回のτはGシリーズという大きな枠の中の一場面という感じ、τという事件よりかは裏で動いている大きな流れを意識させるための一冊だった。いったいGシリーズで何をしようというのか....。ある意味、目が離せん。

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コメント

TB有り難うございました!!
こちらからもTBさせて頂きますね。

確かに、Gシリーズを読んでいると不思議な感じになりますね。
一体何が欲しいのか?

毎回犀川先生が出てくるのは嬉しいのですが、やっぱり海月君や山吹君に解決して欲しいです。

投稿: JiNG | 2005/09/19 17:59

書き込みありがとうございます
Gシリーズはホント不思議です。そこがうりなのかも?
海月君は地味に存在感ありますが、今回は加部谷色が全開だったような。あれが、ミスディレクションの一つ??

投稿: dktalk | 2005/09/21 02:11

TBありがとうございました.
「τ」に関しては,あまりにも情報が断片的過ぎていて,私も意味が分かりませんでした.

Gシリーズがシンプルな構成になっているのも,シリーズ全体を通して何かが分かる事を,読者に分かってもらおうという作者の意図が感じられました.

これからも気軽にTBしてくださいね.

投稿: モンキーターン | 2005/10/06 15:51

書込みありがとうございます
そうですね、なんか作者の意図をあえてさらしてるようで、ミスディレクションのミスディレクション?な感じです。

次回作もTBいきます!

投稿: dktalk | 2005/10/07 13:03

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