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今月読んだ本with今年からのツン読(いのさん)

 今月読んだ本のコメント

0703311卒業
 何かの終わりという意味を持つ『卒業』の二文字を新しい旅立ち・始まりの意味を込めて綴られた四篇の短編集。特に死というイメージから前向きに進み始めるための話である。
 ただ、各話にでてくる登場人物たちの影の設定がどこかあざとく感じてあまり感情移入できなかった。人物設定はほどほどに

0703312下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち
 ニートや学力低下のおこりはどこから来て、どこに行くのか一つの考え方を提示してくれる。
 大上段からの言葉なので、いま問題を抱えている人に対してどうすればいいのかという答えにならないが、これからを考えるためには意識しておかなければならない提言がある。

 いろいろな捉え方や考え方があるだ、この本には個人的には非常にうなずけることが多く。近頃、人と接するたびに感じていた違和感を補完してくれた。
 この本は講演をもとにしているらしく『オレ様化する子どもたち(諏訪 哲二)』の引用が多いのでこちらを読むのもいいかもしれない。


0703313坂の上の雲〈2〉
 時代は明治中期へ。日清戦争が始まり、終戦をへて、日露戦争へと時代が動いていく。
 時代の成り行きは、その時代の人々の考えた方や生き方が色濃くでてくるものだが、この本を読むとそれに加えて個人の力や想いが新しい日本を築いていたのかと秋山兄弟を含めこの時代に生きた人々から強く感じる。


0703314多生の縁―玄侑宗久対談集
 現役の僧侶で芥川賞作家でもある玄侑宗久氏と著名人との対談集。禅、仏教、社会、生と死などなどの話題について、京極夏彦氏や五木寛之氏らと語ります。
 禅や仏教の考えたかは数百年にもわたり人々の中で今を生きるために、そして社会との交わりを理解するために培われてきたものだと思います。その考え方は生活の一部となるようなものです。
 宗教といくとトンデモな印象を受けてしまう今を生きる自分たちに対して生き方や考え方について改めて問いかけるための対談集かもしれません。


で、とりあえず積んでおく本。

ウェブが創る新しい郷土 ~地域情報化のすすめ
道をひらく
坂の上の雲〈3〉

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