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『スカイ・クロラ』シリーズ

 森博嗣氏の『スカイ・クロラ』シリーズの最新刊『クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky』が発売されていたので購入した。毎巻、空を描いたきれいなハードカバーの装丁をみると思わず慎重に本を手にしてしまう。今回の装丁は、黄昏だろうか?終わりにしては明るくみえる。

 『スカイ・クロラ』シリーズは、戦闘機乗りを主人公にしたSF小説。どこかの世界、どこかの国で繰り広げられる戦争の中で主人公が世界と空について語るストーリー。戦記モノではなく、どこか哲学的な小説で、読んでいると空への憧れに囚われてしまう感覚がある。
 いままでに5作が刊行されていて、すでにいくつかはノベルズや文庫でも発売されている。

スカイ・クロラ The Sky Crawlers
ナ・バ・テア None But Air
ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven
フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life
クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky

 そんな、スカイクロラ。新刊の発売にあわせて作者の森博嗣氏のブログにて発表があった。

噂の真相(MORI LOG ACADEMY)

 「スカイ・クロラ」がアニメーションで映画化される。監督は、「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」「イノセンス」の押井守。制作は、プロダクション I.G 。配給は、ワーナー・ブラザース映画で、タイトルは「スカイ・クロラ」である。来年に公開される予定。公式サイトも発表後にはオープンしているはず。

 森博嗣×押井守。期待ばかりが高まる。公式サイトはこちら、『スカイ・クロラ』
 押井守は日本を代表するアニメーション作家で、攻殻機動隊は観てないけどいくつかの映画は観たことある。個人的には『Avalon』のような実写でもよかったかなと思ってみた。公開は来年という、楽しみ。

 さらにもう一つ。ブログには全5冊が並ぶ画像があった(同じ画像が、「クレィドゥ・ザ・スカイ」にも封入されている)。

0706231_1

 今度はどんな空だ? と楽しみにしている方には、少し申し訳ないが、5冊が並んだ写真をご覧に入れよう。  そして、お気づきだと思うけれど、このシリーズの正しい並び方は、この写真のとおりである。「クレィドゥ・ザ・スカイ」は最後に発行されたが、最終巻ではない。「スカイ・クロラ」が最終巻だ。ノベルスや文庫が出揃ったあとには、このシリーズを読む人は、「ナ・バ・テア」から読むことになるだろう。いつも書いているが、シリーズを順番どおり読まなくても問題はない。それを示すために、意図的に最終巻から出した。

 というわけで、スカイ・クロラが最終巻らしいです。最終巻の定義って何?刊行順で一番最後ではないのか?物語の結末が1巻でさかのぼって語られたとしてもそれは演出ととらえてしまう。今回もそうではない?

 このブログを観たときにまた読もうと思ってしまった。文庫版『スカイ・クロラ』の装丁もなかなかいいし、まんまと作者に載せられてるんだろうか?

 そういえば、S&Mシリーズの 『幻惑の死と使途』と『夏のレプリカ』はそれぞれ奇数章と偶数章で構成されていて、文庫版は同時に刊行された。もちろんノベルズ版も持ってたけど、買って交互に読んだ。それぞれのストーリーや事件に干渉するものはないものの、二つを読むことで西之園萌絵嬢の心の動きが読めて面白かった。

 『スカイ・クロラ』もずいぶん前に読んだのでなんか忘れている。今度、買って読んでみようまずは『ナ・バ・テア』から。

MORI LOG ACADEMY

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