« ディスク故障?!データが消える(かも) | トップページ | 銀座で飲む日々 『NY Style Dining』 »

人のセックスを笑うな、陰日向に咲く

 久しぶりに映画を観た。
 新宿武蔵野館にて『人のセックスを笑うな』、銀座にて『陰日向に咲く』を観る。いずれも同名小説の映画化。

200802241
人のセックスを笑うな
 山崎ナオコーラの芥川賞候補にもなった同名小説の映画化。
 美術学校に通うみるめは、偶然出会った20歳年上の女性講師ユリと恋に落ちる。永作博美、松山ケンイチ、蒼井優が出演。

 小説と比べると登場キャラクターの扱いが大きくなっている、小説とはかなり違う印象がある。もちろん小説と同じことをやられても困ります。
 多くの場面で、長まわしや、素のような会話の演出がある。こういう演出はいい、特に長まわしは個人的には好きなんだが、それはもちろん映画の本題に絡んでということ。みるめとユリのシーンはいいけど、信玄餅やら蒼井優が演ずるえんちゃんの菓子食べまくりなど余計なものが多すぎる。シーンとしては好きです。でも、多すぎですよ、これ。
 小説は2人だけに焦点を絞って、年上女と若い男の恋愛だけじゃなく他にも2人の関係にポイントをあてた内容になってましたが、映画じゃ年上女との恋愛にも微妙になりきれてなかった。たぶん、他のキャラが立ちすぎてたんだろう、特に蒼井優の存在感が大きすぎます。
 一番、えっ?と思ったのは最後に言いたいことを『字』でだしてしまったこと。これ、映画でやっちゃダメでしょ....。しかもしっくりこないよ。

 というわけで、こういう作りにするんなら、『花とアリス』ばりに永作博美と蒼井優をとにかくキュートでかわいくみせるだけの映画にすればよかったのにと思いました。

200802242
陰日向に咲く
 こちらは劇団ひとりの同名小説の映画化。小説ではオムニバス形式の小説だけど、映画ではその小説を組み合わせて群像劇として再構成されている。
 借金苦で借金とりにおわれるシンヤは、母親の過去を探る寿子と出会う。また、サラリーマンのリュータロウはたまたま見かけたホームレスのモーゼに傾倒する。岡田准一、宮崎あおいが出演。

 日陰に生きる9人が再生するまでの映画。群像劇にしたのはいいが、9人に起こる様々なことが妙に近すぎてちょっと違和感があったり、無理に関係づけなくてもよかったのでは?(群像劇というとマグノリアを思い出して比較してしまいます。)
 あと、人が多すぎて、それぞれの行動がよくわからんかったり...。シンヤとジュピターの関係が最後までわかりませんでした。あとでゆっくり考えたらわかったけど。やっぱ、群像劇にしてはそれぞれが俳優まかせでキャラ立ちしてない。そのなかでも、西田敏行の怪演が光る。特に西田敏行演じるモーゼとプロ野球選手の息子のやりとりにはおもわずグッとくるものがあった。
 でもラストは納得、最後はやっぱり再生ですね。最後のカメラのひとオチが特に良かった。


人のセックスを笑うな(公式サイト)
陰日向に咲く(公式サイト)

|

« ディスク故障?!データが消える(かも) | トップページ | 銀座で飲む日々 『NY Style Dining』 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

どっちも見てません。。というか最近行ってません。。『陰日向に咲く』は面白そうなので行ってみようかと。。。はい。。いつになるかなぁ。。(><)

投稿: kazu | 2008/02/27 08:49

>kazu
どちらも原作つき映画なのでまずは原作を読んでみたら?ちなみにどちらも原作と映画はけっこう違います。

投稿: dktalk | 2008/03/01 11:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37271/40254040

この記事へのトラックバック一覧です: 人のセックスを笑うな、陰日向に咲く:

« ディスク故障?!データが消える(かも) | トップページ | 銀座で飲む日々 『NY Style Dining』 »