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今月読んだ本with今年からのツン読(2008年2月)

 今月読んだ本とそのコメント。独断と偏見の5点満点で評価します。


200802291ザ・シークレット
 宗教チックな自己啓発書。
 偉人たちが用いていたある法則を解説し、読者の明日を明るくする。

 すべては考え方一つでどうにでもなるものだということ。自己啓発書なのでおいしいエッセンスだけ得れればそれでよいと思う。
★★★☆☆


200802292流しのしたの骨
 三女こと子19歳の視点で描かれるちょっと変わった家族の話。
 規律を重んじる家族想いの父、こだわりをもつ母、おっとりして頑固な長女そよ、妙ちきりんで優しい次女しま子、末子で長男の律。6人家族の宮坂家でおこる晩秋から春までの出来事を描いた物語。

 ゆったりとした時間が流れる物語。何気ない家族の日常がつづられている。
 でも、このゆったりとして妙ちくりんな世界になじめなかった。よくわかりません。
★★☆☆☆


200802293本棚
 誰もが覗きたくなる人の本棚。
 著名人の本棚と本に対する想いを語る本。登場する著名人は、石田衣良さん、角田光代さん、中島らもさん、みうらじゅんさん、喜国雅彦さんなどなど。偶然にも直木賞をとった桜庭一樹さん、芥川賞をとった川上未映子さんなどタイムリーな方々もいる。
 それぞれ個性的な本棚で、本や本棚にたいする想いが書かれててよい。
 思わずビジュアルに目を惹かれてしまう川上未映子さんはかなりの純文学少女のようです。
★★★★☆


200802295発達障害の子どもたち (講談社現代新書)
 友人やらいとこやら、周りにちびっ子が増えてきた。
 子どもたちの行動にはいつも驚かされる。何やるかわからないし、突然機嫌を損ねてしまったり。そんな中で最近のニュースでみる発達障害の子どもも気になる。
 発達障害とはなんなのか?先天的なものなのか?それとも躾によるものなのか?どのように接していけばよいのか?というわけで、この本を手にとってみた。
 
 本書は、発達障害の子とかかわった場合にどうするべきかを事例をあげながら丁寧に書かれている。発達障害児の能力に一長一短があり、適切に接し、その能力にあわせた生活を支援することができるようにすることが大事であると。また、親としての決断も重要な意味をもつこと、行政の対応の遅れなども書かれている。
 新書という手に取りやすい形で様々な視点から書かれた良書。子どもたちと接することがある人には一度手にとって読むことをすすめたい。
★★★★☆


200802294見えないドアと鶴の空
 クールでちょっとエロい男が主人公で、自分をみつめる骨太小説が多い白石一文。今回もクールな男性が主人公で、2年前に会社をやめてフリーライターである。関係が冷めた妻がいるが、その妻の友人と抜き差しならない関係になる。と、ここまでは、思っていた展開だった。しかし、中盤なぜかオカルトっぽい展開に....。
 自分も含めて、すぐそばにいる妻でも、長い付き合いの友人でも、実は知らないことばかりである。なんて本旨はわかりつつも、どうも物語に入り込めなかった。
★★☆☆☆


で、とりあえず積んでおく本。

道をひらく
マチウ書試論・転向論
ZOKUDAM
岸和田だんじり祭りによるまちづくり―文化と伝統景観を生かして
街場の中国論
映画館と観客の文化史 (中公新書)
もえない―Incombustibles
日本数寄(ちくま学芸文庫)
その数学が戦略を決める
ほんとはこわい「やさしさ社会」 (ちくまプリマー新書)
数学でつまずくのはなぜか (講談社現代新書 )
幸福論 (第1部) (岩波文庫)
蓼喰う虫 (新潮文庫)

ブクログ→
こんな本を読んでいる。

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