« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

今月読んだ本with今年からのツン読(2009年2月)

 今月読んだ本とそのコメント。独断と偏見の5点満点で評価します。


200902281イルカと、海へ還る日(講談社文庫)
 映画「グラン・ブルー」のモデルであり、巣潜りの第一人者であるジャック・マイヨールの自伝。巣潜りでは、医学者をも驚愕させる前人未到の100メートルに達し、また自らをイルカ人間と呼ぶ海の王者。そんな、ジャック・マイヨールの子供の頃のイルカとの出会いから、人間の限界への挑戦が書かれている。

 ジャック・マイヨールが最初にイルカと出会ったのは唐津の海だった。この出会いから海とイルカへの想いがつながりがつづられる。水族館での生活の中でイルカとの交流を深め、巣潜りでは海との交流を深めていく様、常に自分の中にある感性と理論をもち少しでも海の底へと向かおうとする様はすばらしい。
 そんなジャック・マイヨールも74歳で自ら命を絶ってしまった。海ではなく陸の上での死、氏は何を思っていたのだろう?

 文中、専門的な事柄もいくつか書かれているが、邦訳した関邦博氏の解説があり、海へ潜ったときの人体への影響などがわかりやすく書いてある。
★★★★☆


200902282メメント・モリ
 メメント・モリは、「死を想え」という意味。

 生と死をイメージする写真と言葉がつづられる。
★★★☆☆


200902283まほろばの国で (幻冬舎文庫)
 『毎日新聞』朝刊連載の「さだまさしの日本が聞こえる」から精選されたさだまさし氏のエッセイ集。

 1999年から2002年までに掲載されたエッセイを掲載されている。当時のコンサートなどの活動の話やニュースなどの時事ネタをおりまぜつつのエッセイ。すでに10年ほどが経過しているので、時事ネタとしては風化していそうだが、さだまさし氏の言葉には風化を感じない。
★★★★☆

200902284告白
 ある中学1年生の終業式の日の教室。校内でわが子を亡くしてしまった担任の女性教師は、子どもがクラスの生徒に殺されたとの衝撃の事実を口にし、死の真相を独白していく。第一章・聖職者に始まり、モノローグ形式で事件をそれぞれの立場から語られていく。

 面白い。久しぶりに一気に読みきってしまった。
 第一章の女性教師の独白は折り紙つき、しかし中二となり新学期に突入した学級を描いた第二章になるとさらに背筋がゾクゾクとする。いったい、この小説はどこへ向かおうとしているのか?また、それぞれが1人称で書かれていることで、人の裏側をいやというほどだしている。この陰湿さからくる後味の悪さが消えない。でも、ワクワク感がそれを上回りついつい読み進めてしまう。
 デビュー作とは思えない書き筋、次回作にも期待したい。
★★★★☆


夜市 (角川ホラー文庫)200902285
 何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。野球部のエースとして成長した裕司だったが、常に罪悪感にさいなまれていた。

 大人向けのジュブナイルといった感じ、2作掲載されているが異界に迷い込んだ話である。しかし、いずれも成長譚でありながら成長譚ではない。
 「夜市」ではかつて子ども時代のバッドエンドな冒険のその後が書かれているよう。その物語を発端としたすでに成長したものの葛藤や悩みがあふれてくる。
 もう1作の「風の古道」がお気に入り。小さな頃、公園のなかで迷い込んだ神々が歩く道。そこで経験する友人の死と道の放浪者との出会いの冒険。どこか冷酷でどこかノスタルジックな話。

 雰囲気はホラーだけど中身はホラーじゃありません。オススメの一冊。
★★★★☆

で、とりあえず積んでおく本。

ZOKUDAM
岸和田だんじり祭りによるまちづくり―文化と伝統景観を生かして
街場の中国論
日本数寄(ちくま学芸文庫)
幸福論 (第1部) (岩波文庫)
カンガルー・ノート (新潮文庫)
最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
をんな紋―あふれやまぬ川 (角川文庫)
日本という方法―おもかげ・うつろいの文化 (NHKブックス)
女人囃子がきこえる
私の個人主義(講談社学術文庫)
「日本」とは何か 日本の歴史00 (講談社学術文庫 1900 日本の歴史 0)
禅語遊心 (ちくま文庫)

ブクログ→
こんな本を読んでいる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

八重洲で飲む日々 『一寸や』

 今日も大手町から門仲まで歩いて帰る。もちろん寄り道は忘れずに。

 今回は、八重洲の歓楽街にある『一寸や』という立ち飲み屋へ行った。
 会社をでたのが21時くらい、木曜日なので人はそんなに多くないが、一次会を終えた集団ががやがやと移動し始める時間帯。多いかなと思いつつ行ってみたものの、テーブルとカウンターの店内で、テーブルは埋まっていたけどカウンターはがら空きだった。ひとりの客は自分ひとり。

 とりあえずビールを飲みつつメニューを物色。串揚げをいくつか頼んでみた。味はまずますといった感じ。オススメメニューでもきいておけばよかった。
 さらに焼酎頼んで今日は退散しました。


 ここの店では、カウンターには若い女の子が2人で給仕。東京の立ち飲み屋は威勢がいい職人的なとこと、お嬢ちゃんが給仕してくれる店に2分化してきたような気がする。店全体でいうとまだまだ職人的なとこが多いけど、オトコ一人で行くならこういう店を選んでしまいそう。もちろん、メニューの内容も重要、美味い肴がある店なら文句なしです。


一寸や(ぐるナビ)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

銀座で飲む日々 『台湾屋台料理 来来』

200902072
 今日は中華料理を食べるために、銀座にある『来来』へ。

 中華といってもいろいろありますがここは台湾料理のお店、細かい違いはわかりません。
 1階はテーブル席、2階が座敷席となっています。円卓はなくテーブルを囲んで食べる居酒屋的なスタイルです。

 まずは飲み物、日本のビールのほかに青島ビールと台湾ビールが置いてあったのでまずは台湾ビールをいただきます。白ビールっぽい?個人的にはパンチがきいてない感じ。ま、好みです。2杯目からは普通に日本の生ビール(黒ラベル)をいただきました。

 料理のほうは、中華なので単品で、鶏肉とカシューナッツの炒めやにんにくの芽と豚肉の炒めなどなどほとんど炒め物ばかりを注文。一皿が値段の割にはちょっと少ないかな?でも味のほうは、酒の肴にもってこいといった感じでした。ぐるナビクーポンで頼んだ台湾風ピーナツ粉の揚げもちは、まんまきな粉もちのようです。

 銀座で手軽に中華料理が食べられるのはいいかも。
 店名にも載っている担仔麺(タンツーメン)は食べなかったので次回また挑戦しよう。


台湾屋台料理 来来(ぐるナビ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

銀座で飲む日々 『立呑み 丸吟』

200902071
 夜は飲みのお約束。でも店は決まってない。
 いつもはぐるナビで探してますが、たまには足で探すのも悪くないと銀座周辺を歩きます。

 だいたい目星をつけて後は待ち合わせまで時間をつぶすのみ。さて、どうしようかとコリドー街へ迷い込む。
 当然、カフェじゃものたりないので、軽くビールを飲める店を物色。

 みつけたのは、PRONTO(プロント)とマルギンという飲み屋。いつもならPRONTOによってビールを飲みつつ本を読むとこですが、今日はせっかくなのでお店を新規開拓のため、マルギンへ。

 扉が開かれてかなりオープンなお店、店内は昭和の飲み屋風になってます。こんな内装の立ち飲み屋が多いのはなんででしょうか?
 中央にカウンターがあり、周りに立ち飲み用のテーブルがある。今回はカウンターに座ってビールをいただきます。

 メニューの中心は串焼きのようです。が、次があるので串は頼まず。ビールと野菜スティックでしっぽりと飲みます。

 コリドー街で飲み会があるときは0次会用にもってこいかな。


マルギンブログ

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »