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ブックオフ買収のその後、出版業界はどうなる?

 大日本印刷をはじめとして、丸善や講談社、小学館などの書籍関係の会社がブックオフの株の取得を目指すという報道があったのが約一ヶ月前。様々な憶測や方向性などが語られつつ、大手の報道機関でもいくつかの記事が挙がるようになってきました。


ブックオフ株取得:出版再編の序章 敵対から共存へ、大手の思惑 - 毎日jp
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090608ddm012040003000c.html

【ドラマ・企業攻防】ブックオフ“改善計画” 黒子の大日本印刷が表舞台へ - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090606/biz0906062000008-n1.htm

大日本印刷がブックオフに出資した理由(前編) - 日経ビジネスonline
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090615/197667/


 個人的にはブックオフをはじめとした古本屋はあまり活用してません。しかし、古本屋は大切。これからいったいどうなっていくのかは、静観するしかないですが、消費者もしくは本好きの立場から一言。

 本はとにかく買うタイプで、理由はいくつかあります。例えば、蒐集家としてのアイテムとか。でも、一番の理由は、買わないとなくなるから。
 ベストセラーや有名作家の作品以外の本はいつになっても大体書店にならんでます。でも、それ以外の8割くらいの本は5年後、本屋に並んでいるのかあやしい。特に特殊な嗜好の本だったり、専門的な本だったりすると欲しいときに手に入らないというのは非常に歯がゆいです。
 ただ、そんな本が大半を占めてるというは事実。これは本に限ったことじゃなく、CDやDVDでもたぶん一緒だと思う。

 この問題を解消するには?
 一つは、古本屋の存在。ニッチな本であっても、そういう本こそ古本屋に置いてあるもの。データベースがあって簡単に探せるとすごくよい。いまこれができるのは知ってる範囲だとamazonとブックオフ、あとごくごく一部の古本屋さんです。
 そしてもう一つは、電子書籍としての販売ができること。書籍という固体としての場所をとらない以上、電子ファイルとして流通できれば刷数に悩まされることもない。

 本好きの中ではやっぱり本は紙という信仰はまだまだ根強いけど、個人的にはTPOによるかなと思ってる。むしろ、もっと電子書籍が普及して使いやすく、読みやすいのであればそっちのほうがいいかもしれない。

 しかし、いまの現状をみれば電子書籍の普及にはまだまだ時間がかかりそう。AppleのiTunesやiPodのようなガジェットの登場で、音楽販売に勢いがついたように電子書籍でもならんだろうか?
 そういう意味で言うとGoogleのブック検索は本をスキャンしたものがでてきますが、ある意味、電子書籍といえば電子書籍。個人的には欲しいものと違いますが、きっかけでブレイクさえしてくれればなんでもいい。


 さて、今回の買収で電子書籍はなにもかわらないでしょうが、流通は大きなてこ入れが入るのでしょうね。いまのメリットを残しながらデメリットを改善できればよいですが、企業の売り上げ優先みたいな対策がでないことだけを祈ります。

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