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今月読んだ本with今年からのツン読(2009年12月)

 今月読んだ本とそのコメント。独断と偏見の5点満点で評価します。

200912311自由をつくる自在に生きる (集英社新書)
 自己啓発書という類にはなるんだろうけど、ちょっと形にはまらないのが本書。

 『こうしたければ、こうやればいい』とはまた違い、自分が動くときにどうすればよいかがかかれているが、他者の著と顕著な点はどういう点が問題となっているか?この視点がいままでにあった既書にない新しいところかもしれない。

 著者である森博嗣氏のファンにとっても気になる情報があったり、そこがある意味、期待を裏切らないのかも。
★★★★☆


200912312STORY BOX 1
STORY BOX 2
STORY BOX 3
STORY BOX 4
STORY BOX 5
 文庫本サイズの月刊誌(文芸誌)です。毎月漢字2文字の言葉をテーマしていて、表紙にでかでかとプリントされている。創刊号は『誤飲』でした。
 文芸誌ということで、連載作品が目白押し。しかも、どの作品も読み応えがあって面白いので、8月に創刊された本ですが、一気に12月発売文まで5冊読みました。
 個人的におすすめなのは、森見登美彦氏の「夜光」、笹本稜平の「救出」、野島伸司の「返信」、vol.3から始まった松久淳の「息子」。まぁ、どれも面白い。

 森見登美彦氏の「夜光」は、怪奇譚。思わず背筋がぞっとする話がそろう。「きつねのはなし」でみせた思わず背筋がぞっとするような話の短編集。「きつねのはなし」では、京都の雰囲気をうまく醸し出した怪奇譚だったが、この「夜光」では、旅と旅先の土地を背景に語られる。これまでに、尾道、奥飛騨、**どこも寒気がするおもしろさがある。
★★★★☆


200912313斜陽・パンドラの匣―太宰治映画化原作コレクション<1> (文春文庫)
 劇場版『パンドラの匣』を観たついでに手に取った一冊。斜陽はまだ味読なので、星は『パンドラの匣』の点数。
 基本的なストーリーはほとんど変わらない清々しい若者の恋心を書いた一作。ラストがちょっと違っていて、原作のほうが切なさや寂しさがより強く感じられた。

 映画版では、竹さん演じる川上未映子がはまり役でした。
★★★☆☆

で、とりあえず積んでおく本。


岸和田だんじり祭りによるまちづくり―文化と伝統景観を生かして
街場の中国論
日本数寄(ちくま学芸文庫)
幸福論 (第1部) (岩波文庫)
最後の授業 ぼくの命があるうちに DVD付き版
をんな紋―あふれやまぬ川 (角川文庫)
日本という方法―おもかげ・うつろいの文化 (NHKブックス)
女人囃子がきこえる
私の個人主義(講談社学術文庫)
「日本」とは何か 日本の歴史00 (講談社学術文庫 1900 日本の歴史 0)
DOG & DOLL
ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。
ZOKURANGER
美しき日本の面影 (新潮文庫)
流血の魔術 最強の演技―すべてのプロレスはショーである (講談社プラスアルファ文庫)
町でいちばんの美女 (新潮文庫)
日本辺境論 (新潮新書)
チベット旅行記〈上〉 (白水uブックス)
コミュニティを問いなおす―つながり・都市・日本社会の未来 (ちくま新書)
あ・じゃ・ぱ!(上) (角川文庫)
奇想と微笑―太宰治傑作選 (光文社文庫)
パイレーツ―掠奪海域 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

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こんな本を読んでいる。

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今年観た映画2009と雑感

200912291
 今年は劇場で、47本を鑑賞しました。転勤で東京から福岡に引越したので、鑑賞する環境はかなりかわりました、個人的には単館系が少なくなったかもしれません。
 観たタイトルは↓のとおり、鑑賞順です。

ミラーズ [公式サイト
レッドクリフ PartⅠ [公式サイト
ノン子36歳(家事手伝い) [公式サイト
誰も守ってくれない [公式サイト
カフーを待ちわびて [公式サイト
パッセンジャーズ [公式サイト
ホノカアボーイ [公式サイト
罪とか罰とか [公式サイト
ウォッチメン [公式サイト
イエスマン “YES”は人生のパスワード [公式サイト
ヤッターマン [公式サイト
鴨川ホルモー [公式サイト
フロスト×ニクソン [公式サイト
スラムドッグ$ミリオネア [公式サイト
ミツバチのささやき
レッドクリフ PartII -未来への最終決戦- [公式サイト
鈍獣 [公式サイト
The Harimaya Bridge はりまや橋 [公式サイト
インスタント沼 [公式サイト
レスラー [公式サイト
ターミネーター4 [公式サイト
ノウイング [公式サイト
人生に乾杯! [公式サイト
そんな彼なら捨てちゃえば? [公式サイト
真夏の夜の夢(さんかく山のマジルー) [公式サイト
サマーウォーズ [公式サイト
ディア・ドクター [公式サイト
扉をたたく人 [公式サイト
ちゃんと伝える [公式サイト
ウルヴァリン:X-MEN ZERO [公式サイト
のんちゃんのり弁 [公式サイト
しんぼる [公式サイト
空気人形 [公式サイト
プール [公式サイト
私の中のあなた [公式サイト
マーターズ [公式サイト
引き出しの中のラブレター [公式サイト
ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~ [公式サイト
スペル [公式サイト
パンドラの匣 [公式サイト
Disney’s クリスマス・キャロル [公式サイト
ゼロの焦点 [公式サイト
脳内ニューヨーク [公式サイト
Blue Symphony-ジャック・マイヨールの愛した海 [公式ブログ
インフォーマント! [公式サイト
2012 [公式サイト
カールじいさんの空飛ぶ家 [公式サイト

 今年観た映画のマイベストは、ダントツで『レスラー』、次点で『ホノカアボーイ』でした。
 『レスラー』は、ダーレン・アロノフスキー監督、ミッキー・ローク主演。かつて人気レスラーだったランディが、見る影もなく落ちぶれた現在、それでもレスリングに賭ける孤独な生き様と闘いを描いた感動の力作です。
 プロレス映画としてではなく、一人の不器用な男の物語としてよくできていて、涙ナシでラストは観れません。

 それにしても、ダーレン・アロノフスキーは『π(パイ)』、『レクイエム・フォー・ドリーム』など良作を作り続けている稀有な監督の一人、今後もこの監督さんからは目が離せません。

 もう一作の『ホノカアボーイ』は、ハワイ島のホノカアという町を舞台とした、癒し系のラブファンタジーです。倍賞千恵子演じるビーさんの淡い恋心とたくさんの手料理に心を癒されます。原作は、吉田玲雄氏の同名エッセイである『ホノカアボーイ』、これも映画とは違った楽しみがあるのでオススメです。


 さて、久しぶりの福岡での映画鑑賞です。大学時代に福岡の映画館を使ってましたが、東京にはまったくかなわないまでも、他の都市には負けないほど映画好きには嬉しい環境が揃ってました。8年ぶりに帰ってきて今年は福岡で映画を観てますが、いやはやどうなったんだ福岡の劇場環境は?と言わざるを得ない。
 まず、シネサロンパヴェリアやシネテリエ天神の閉館、ミニシアター館の雄であり、アート系映画を上映し続けてくれたシネテリエ天神がなくなったのはとても痛い出来事です。ただ、シネテリエ天神は天神シネマという成人映画館になり、大蔵劇場が閉館になって以来、ピンク映画館が戻ってきたことはある意味喜ばしいことかも知れません。
 次に、各劇場で上映されるタイトルが取り合いになってること。以前は、各劇場で住み分けがあって、別々の劇場で同じ映画がかかってるようなことはありませんでした。しかし、今ではロードショー館で大作が重複してかけられてることが多く非常に残念。シネコンの影響もあるだろうし、東宝系劇場のシネコン化などの影響もあるでしょうし、劇場経営がかなり厳しくなってるのはしょうがないんだろうけど、とにかく残念。というか、各劇場の上映テーブルがなんか、ぐちゃぐちゃでひどい。

 あと、ここ近年の邦画がホントにひどい。もう、ドラマの劇場化はやめてくれ。

 来年も良質の映画がたくさん観れますように。

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